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おすすめの枕の選び方!自分に合った枕で極上の眠りを体験しよう

岩井 祐介

精神科医/スタンフォード大学医学部 睡眠・生体リズム研究所 客員研究員

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精神科医/スタンフォード大学医学部 睡眠・生体リズム研究所 客員研究員

枕が変わるだけで大きく睡眠が変わることがあります。

「旅行先で枕が変わったせいか眠れない」
なんて経験ありませんか?

それくらい枕は睡眠にとって大きな役割を果たしているのです。

しかし、自分に合った枕がどういうものなのかの判断は難しいですよね。

そこで、今回は自分に合った枕の選び方をご紹介します。

この記事を読んで少しでも自分にあった枕を見つけましょう!

1.年々多様性を増す枕

年々、枕は多様性を増していて次々に新しい枕が登場しています。

最近では睡眠への関心も高まり、様々なメディアでいろんな枕が取り上げられていますよね。

それらの枕からひとつの枕を選ぶって本当に大変なことだと思います。

より質の高い睡眠を得られることが枕選びの大切な目的です。寝心地と一言で言ってしまえば簡単ですが、様々な条件が関係してきます。

固い、柔らかいといった観点は以前からありましたが、今ではそれに加え通気性の良さ、枕の表面の温度などが考えられた枕が登場してきていますね。

そうやって考えるともっと自分の好みあった枕があるじゃないかなと思ってしまう人も少ないくないと思います。

2.極上の睡眠には枕は欠かせない!自分に合った枕選びを

できる限り自分に合っている枕を選ぶことができれば、睡眠の質が上がって満足のいく睡眠がとれるようになるかもしれません。

沢山寝ているはずなのに疲れがとれない、なんていう場合には枕があっていないことも原因のひとつかもしれません。

睡眠の質が枕によって最大限に引き出せていないので、疲れが思うようにとれないというわけです。

ただ、注意したいのは他の人に合っている枕が自分にも必ず合うわけではないということ。

枕の合う、合わないは人によって変わってきます。そこを見極めることができるかどうかは重要であり難しいところになりますね。

そのため、口コミが良いからという理由だけで枕を購入するのは失敗の元。

本当に合っているのかどうか、しっかりと線引きして考えましょう。

3.あなたにおすすめの枕を選ぶポイント

さて、いよいよ本題のあなたにおすすめの枕を選ぶポイントの紹介です。

ポイントはいくつかありますが、重視する点も人によって様々。

全部がピッタリと理想に合った枕を探すのは至難の業です。どこを重視しているのか、どこは譲れないのかなど、しっかりとポイントを絞っていきましょう。

理想的な枕をいくつかピックアップして、その中から選ぶと失敗も少なくなりますね。

そもそもポイントが分からないという方は、専門店に行って相談するのもひとつの手でしょう。

まずは下記を参考に、ポイントの整理をしてみてくださいね。

3-1.高さ:体型や寝るときの楽さで選ぶ

枕の高さを重視する方は非常に多いです。

頭を置いた際に真っ先に違和感を感じる部分でもあり、分かりやすいのが特徴ですね。

体格や性別によって個人差があるため、この高さがおすすめということはすぐには言えません。

しかし、高すぎると呼吸がしづらい体勢になってしまい、睡眠に悪影響がでることがあります。

首に持病を抱えていたり、睡眠時無呼吸症候群を指摘されたことがある方、なにか枕の高さを選ぶ際に気になる持病がある方は主治医とも少し相談してもいいかもしれませんね。

3-2.素材:使い心地や手入れのしやすさで選ぶ

枕の素材は今や多すぎるくらいにあります。

羽毛やそば殻、ウレタン、ビーズなど挙げればどんどん出てきますね。

素材を選ぶ際のポイントは寝心地の良さや反発の有無、手入れのしやすさなどです。

今回は7つピックアップし、それぞれの特徴をまとめておきます。

高反発ウレタン メリット やや硬めで首や頭にフィットしやすい
デメリット 通気性がやや物足りない
低反発ウレタン メリット 沈み込み、柔らかく包まれているような感覚になる
デメリット 水洗いができないので衛生面が心配
スマッシュフォーム メリット ふかふか柔らかくフィットする
デメリット 洗うと劣化し、耐久性に欠ける
そば殻 メリット 熱を逃がすのに優れている
デメリット ややフィット感に欠け、寝返りした際の音が大きい
ラテックス メリット 柔らかいが反発力はある
デメリット 水洗い厳禁なのとゴムアレルギーの人は使えない
高反発ファイバー メリット 硬めで通気性抜群、水洗いも可能
デメリット 硬いのでピッタリの高さを見つける必要がある
ポリエチレンパイプ メリット 水で洗えて衛生面に優れている
デメリット フィット感が悪く肩こりの原因になることがある
羽毛 メリット ダウンとフェザーの比率で理想のふわふわ感を実現できる
デメリット 手入れが大変、理想の配分を見つけるのが大変
マイクロビーズ メリット 細かいビーズでフィット感が抜群
デメリット 一定の深さから硬くなるため寝返りがしにくい
ひのき メリット 独特の香りとひんやり感がある
デメリット 花粉症の人は使えない、硬めでフィット感に欠ける

上記から自分の好みを見つけることも自分にあった枕を探す手助けをしてくれることと思います。

素材で大きく使用感は変わってきます。実際に手に取って見ることができる環境があれば、そういったところに行くのもおすすめです。

3-3.形:自分に合った形やサイズで選ぶ

枕の形やサイズも重要ですよね。

いくら素材によってフィット感が変わるとはいえ、形までは大きく変えることはできません。

今回は5つの形と4つのサイズを比べて特徴を表にまとめました。

【形】

標準・長方形型 最も多い枕の形。種類が多く、慣れている人も多い。
ハート型 ハートを逆にしたような形。首に負担がかかりにくく、肩こりなどの解消に役立つことも。
波(ウェーブ)型 上と下で高低差がある形。背骨のS字カーブを重視。
頸椎支持・横向き対応型 中身の素材を変えることで形を変えられる。寝心地など、自分の好みに調整可能。
縦長型(抱き枕) 縦に長い形。抱きながら寝ることのできる唯一の枕。

それぞれに特徴があるので、好みやどのように寝たいかで選んでいきましょう。

サイズはどうでしょうか?

こちらも同様に表にまとめてみました。

【サイズ】

Mサイズ(43×63cm)
※一般的なサイズ
多くの枕がこのサイズ。選択肢が多く使いやすく、好みの枕も見つけやすい。
Lサイズ(50×70cm) Mサイズよりやや大きめのサイズ。寝返りなんかも余裕ででき、安心感がある。
セミロングサイズ(43×90cm) 横幅がMサイズよりも大きいサイズ。寝相が悪い人にも対応できる。
ロングサイズ(43×120cm) セミロングよりさらに横に広いサイズ。2人で一緒に使うことも可能。

人よりも寝相が悪かったり、寝返りが多いという場合には大きめのサイズも検討しましょう。

3-4.機能:抗菌・防臭や通気性など機能面で選ぶ

最近の枕には様々な機能がついています。ただ、枕の機能に何があるのかは分かりづらいです。

年々進化していっているので、選ぶ基準もその分増えますね。

特に注目すべき機能とメリットをまとめたので、ぜひ参考にしてください。

抗菌 菌の繁殖を防止し、衛生的に長く使える。枕の手入れを怠ってしまいがちな人におすすめ。
防臭 臭いを抑えてくれる。自分の枕の臭いを気にしたことがある人におすすめ。
通気性 寝心地を良くし、快眠を促す。汗をかきやすい人や蒸れがちな人におすすめ。
洗濯可能 洗うことができ、衛生面を保てる。衛生面を気にする、こまめに手入れができる人におすすめ。
気化冷却 表面温度の上昇をおさえてくれる。体温が上がりがちな人、エアコンや扇風機をつけて寝られない人におすすめ。

機能はついつい見落としてしまいがちですが、あるのとないのとでは大きく使用感が変わります。

また、耐久性なんかも変わってくるので、どういったものがいいのか取捨選択しましょう。

「枕自体はピッタリなのに、洗えなくて臭いが気になるから買い替え」なんてことも少なくなりますよ!

3-5.メーカー:好きなメーカーや使いやすいメーカーで選ぶ

枕のメーカーは数多くあります。同じ素材を使っているのに、寝心地が違うということは往々にしてありますよね。

どのメーカーと相性が良いのか、こだわりポイントが自分と合っているのかなど見るべき点は多いです。

他のポイントを見比べて、ここのメーカーは自分に合っている、合っていないを判断していきましょう。

すぐに比べられないポイントではありますが、いくつか試してみると「良いと思った枕が全部同じメーカーだった」なんて傾向も見えてきます。

一度見つけてしまえば、長く変わらないポイントなのでしっかり見ておくことが大切です。

3-6.価格:予算に応じて選ぶ

枕を購入するとなると、予算も気になりますよね。

本当にピンキリの世界で、安かろう悪かろうというわけでもありません。

ただ、良い枕やオーダーメイドとなるとやはり高くなる傾向にあります。

傾向をまとめたので参考にしてくださいね。

3,000~5,000円 色々な枕を試したい!すぐに枕をダメにしてしまうという人におすすめ!低価格なのでお財布に優しい。
5,000~10,000円 ちょっと機能面などが優れた枕を求める人におすすめ!種類も多く手に取りやすい。
10,000~20,000円 枕の重要性が分かってきた!長く使いたいという人におすすめ!機能面が優れているものが多くなる。
20,000円~ 自分に合った枕を求めている!という人におすすめ!オーダーメイドもでき、本当に自分に合った枕を見つけられる可能性が高くなる。

良いものを安く購入することができれば一番ですが、当然機能を追い求めると高くなっていきます。

どこまで睡眠にこだわるかによって、出せる予算は変わりますよね。

ただ、1日の約1/3を占めるともいわれる睡眠。

思い切ってオーダーメイドを依頼して自分にあった良い枕を探すことも考えてみてもいいのかもしれません。

3-7.耐久性:使い続けていくうちにへたらないかで選ぶ

耐久性も長く使うのであれば大切なポイントです。

せっかく枕を勝っても数か月でダメになってしまっては買い替えなければなりません。

仮に4,000円の枕を買っても3ヶ月でダメにしてしまっては、年に12,000円かかる計算に。

ならば最初から耐久性もある12,000円の枕を買った方が良いということもあります。

どのくらい耐久性が必要になってくるかは、使う人によって異なるので見極めていきましょう。

4.ポイントが多すぎて枕を選べないのであれば自分の中での優先順位を決める

今回紹介したポイントを全部汲み取るというのは難しいです。

「あれを取ったらこっちがダメになる」
「この機能は欲しいけど価格が…」
とバランスはなかなかとれないもの。

そんなときには自分の中で重要視するポイントを絞りましょう。

優先順位をつけることによって、より枕が選びやすくなります。

自分の好みをすべて満たす枕を探し出すとそれはそれで大変な作業になってしまいますよね。

妥協点は妥協することも良い枕を選ぶコツです。

初めのうちは3つくらいのポイントで選ぶと、格段に選びやすくなりますよ!ぜひチェックしてくださいね。

まとめ:おすすめポイントで枕を選んで快適な睡眠を

今回はおすすめの枕を選ぶポイントを解説してきました。

ポイントは非常に多くあり、好みに合わせて選んでいくことが重要です。

最後にこの記事のおさらいをしておきます。
・それぞれ枕の相性は異なるので、人の意見よりも自分で確かめることが重要
・おすすめの枕を選ぶポイントは多くある
・ポイントの中で優先順位をつけると選びやすくなる
・価格によって機能面や素材が大きく変わる
・首に持病があったり、枕選びの際に気になる持病がある方はそのことも考慮すること

最初に選ぶときは時間もそれなりにかかりますが、睡眠の質を上げることを考えれば時間をかける価値もありますね。

自分が枕に求めているのがどんなことなのか、どんな枕が本当に合っているのか、この機会に見直してみましょう。

 

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ライター = 大古琢登

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